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用語解説

■ 死体腎移植(献腎移植)
事故や病気で亡くなった方から二つの腎臓が提供され行われる腎移植。腎臓は一つづつ、二人の方に移植されます。

■ 生体腎移植
親、兄弟等の血縁者が提供者となり行われる腎移植。提供者・受腎者それぞれが一つづつ腎臓を持つこととなります。

■ドナー
臓器を提供する人(提供者)

■ レシピエント
移植を受ける人(移植者)

■ HLA
ヒト白血球抗原型の略
白血球の血液型で日本人の場合、HLA型が一致する確率は1万人に1人と言われています。HLAが良く似ていれば、それだけ拒絶反応の危険が少なくなります。

■ 拒絶反応
移植された臓器を異物とみなし、それに対して身体が攻撃する反応。(拒絶反応)
急性拒絶反応、慢性拒絶反応などがありますが、起こらないように免疫抑制剤で自分の免疫を少し下げてコントロールする必要があります。

■ 免疫抑制剤
拒絶反応を起こりにくく、また起こった場合の治療に用いられる薬。移植者の方は毎日決められた量を飲まないといけません。現在は数種類の薬が処方されています。

■ 免疫抑制剤による副作用
骨髄抑制、高脂血症(動脈硬化の原因)、大腿骨頭壊死(腰の関節の大腿骨の病気です)、ムーンフェイス(顔が丸くなる)、白内障などが代表されます。
  ■ 血液透析
慢性腎不全の方に行う透析療法の一つです。 通常、週3回通院し、1回およそ4時間かかります。

■ 腹膜透析
自分の腹膜を使った透析法の一つ。通院回数は月1〜2回で済みますが、1日4回の処置を自分でしなければなりません。

■ 脳死
頭部外傷や脳卒中などによって呼吸などを調節している脳幹を含めて脳全体の機能が失われ二度と回復しない状態をいいます。

■ 法的脳死診断
法的脳死と判定するには
・深昏睡、・瞳孔の散大・固定、・脳幹反射の消失、・脳波が平坦であること、・自発呼吸の消失を確認する必要があります。6時間経過した時点で、同じ一連の検査をして再度確認されると法的脳死となります。

■ 臨床的脳死診断
法的脳死判定の5項目のうち、上記の法的脳死の・自発呼吸の消失を除いた4項目で判定されるものが「臨床的脳死診断」。法的脳死判定との大きな違いは、あくまでも患者さんの病気の状態を判断するものであり、本人の書面による提供意思が確認できなくても臨床的脳死判定はすることができます。

■ 植物状態
大脳の機能の一部又は全部が損なわれ意識がない状態ですが、脳幹の機能が残っていて、自発呼吸ができることが多く、まれに回復することがあります。



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